2020年大晦日に行われたRIZIN26で話題を博した「カーフキック」
禁止になるなど、さまざまな憶測が飛んでいますが、カーフキックはどんな技なのか。
気になる格闘技ファンに届けたいと思います。
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そもそもカーフキックって?
カーフキックのカーフは英語でふくらはぎを指し
言うなれば、ふくらはぎキックですね。
ふくらはぎは太ももに比べ、筋力が少ないため
ダメージが通りやすい部位になっています。
上記の画像は、実際にRIIZN26で行われた「堀口恭司選手 vs. 朝倉海選手」になります。
実際、試合後、海選手は
全治1ヶ月半の筋断裂という
怪我をしたことがわかりました。
カーフキックが人体に及ぼす影響とは
前述した通りカーフキックはふくらはぎにするキックで
鍛えている人が筋断裂を起こしたりするほど
威力の強いキックとなっています。
なぜ効くのか
それは、スネの外側の薄い筋肉を足の甲で思い切り蹴ることによって
鍛えている人でも、何発も入ってしまえば、立つのがやっとの状況に陥ります。
上記の試合はUFCというアメリカ最大の格闘技団体で行われた試合で、この試合もカーフキックで決着しました。
画像右のマクレガー選手のスネが「曲がってはいけない方向」に曲がるというショッキングな試合でした。
>>曲がってはいけない方向に曲がったスネを見たい度胸のある方はこちら。
カーフキックはなぜ入るのか。
昨今の総合格闘技の傾向から
キックよりパンチの方が評価が高い傾向がありキックを受けながらでも
パンチを当てる戦い方が増えたというのもカーフキックが脚光を浴びる要因にもなっています。
そんなカーフキックも一撃必殺の技ではなく、それなりのリスクもあるということです。
それはカット(キックを防御されること)された時に受けた相手以上にダメージを負うことになることです。
そのため、タイミングよく打たなければならないのです。
今後カーフキックは禁止になるのか
K-1ファイターの芦澤竜誠さんも
こんなツイートをされていました。
これには、賛否両論ありましたが、
選手からの目線だとこういった考えもあることがわかります。
ですが、カーフキックもまた戦術の一部であり、それなりのリスク技となります。
これは、個人の意見ですが総合格闘技は選手同士の高度な駆け引き(寝技か立ち技なのか)が
試合を見る上での醍醐味ではないかと考えています。
そんな面からカーフキックを禁止にすることはないと思います。
まとめ
今回は今話題のカーフキックについてまとめました。カーフキック自体ここ最近出てきたわけではなくて、パンチが主流になってきた格闘技界で再脚光を浴びている状態です。
カーフキックは当たれば非常に有効な一撃には変わりないですが、前述した通りそれなりをリスクを負っての攻撃ですので、禁止になるほどの攻撃ではないのかな、と個人的には思います。
本日はここまで。
じゃお疲れ様でした!
カーフキックってRIZINでよく聞いたけど、なんなんだ?